恋愛体質の人が持っている特徴とメリット・デメリット
恋愛体質と呼ばれる人、周りにいませんか?恋愛することが好き、誰かを好きになりやすい、恋人が途切れない…。恋愛体質と呼ばれる人のことはなんとなくわかっていても、どんな人のことを恋愛体質と呼ぶのか、はっきりとは知らないという人もいるかもしれませんね。
一般的に女性に多いとされる恋愛体質は、実は男性にも当てはまるんです。女性と男性で違う恋愛体質の特徴と、恋愛体質でいることのメリット・デメリット、そして似たような言葉である「結婚体質」との違いを考えてみましょう。
1.恋愛体質と呼ばれる女性が持つ4つの特徴
まずは、恋愛体質と呼ばれる女性の特徴についてご紹介します。当てはまることが多ければ、もしかしたらあなたも恋愛体質かもしれません。
さみしがりやで常に誰かと一緒にいたい
ひとりでいることが苦手で、常に誰かと一緒にいたいと考えるさみしがりやは恋愛体質になりやすいと考えられます。とにかく一緒にいることを望むため、相手が仕事などで忙しくて会える時間が少なくなってくると、別れてほかの彼氏を作ったり、手軽に会える男性との浮気に走ってしまうことも。
一目ぼれしやすい
ぱっと見でかっこいいと思った人や、自分の好みのルックスを持つ人に一目ぼれしやすい人です。同じ電車やバスで毎日見かけるような人でなくても、すぐに「この人好きかも」という感情を抱いてしまうため、毎日恋愛しているようなものといえるかもしれません。
男性をすぐ好きになる
親切にしてもらった、優しい言葉をかけてくれた、一緒に遊んでくれた、そんなちょっとしたことで特別扱いされた気分になり、すぐに相手を好きになってしまうのも恋愛体質の特徴です。相手にとってはただの親切でも、恋愛体質の女性からすると特別な経験になってしまいます。
依存体質
友達や恋人に依存してしまい、ひとりではなにもできなくなるというのも恋愛体質の女性に多く見られます。本来対等な立場である同性の友達に依存しすぎると嫌われてしまうため、依存しても受け止めてくれるような男性に逃げてしまうということもあるようです。
さみしがりやで依存しやすく、すぐに誰かを好きになってしまう女性は恋愛体質といっても過言ではないでしょう。
男性にもある恋愛体質の特徴
女性に多いとされる恋愛体質ですが、男性でも恋愛体質になってしまっている人がいます。女性の恋愛体質と似た特徴だけでなく、男性ならではの特徴も持ち合わせているようです。
人に認められたい自己承認欲求が強い
とにかく人から好かれたい、誰かに認められたいという気持ちが強すぎて、そのすべてを恋愛で満たそうとします。かわいい彼女に愛されることで、人から好かれ認められた気分になっているというわけです。
気分が落ち込みやすい
落ち込んでいるときに、励ましてくれる存在がほしくてたまらないタイプです。そんな存在を常に側に置いておきたいと考えるため、落ち込んでいるときに励ましたり話を聞いてくれたりした女友達や職場の女性などに恋心を抱きやすくなります。
自分に自信が持てないネガティブ思考
自分に自信が持てず、なんでもネガティブに考えてしまう男性は、自分を受け入れてくれた女性に特別な感情を持ってしまうことが多いようです。女性にその気がなくても、自分に理解を示した時点で特別な相手と勘違いしてしまうのです。
さみしがりやの束縛したがり
さみしがりやな点では女性の恋愛体質と似ていますが、男性はそれに加えて相手を束縛したがる傾向が強くなります。目の届かないところにいると不安でしょうがなく、メールやSNSも常にチェック、連絡が少しでも遅れたら「浮気してたんじゃないの」…女性はうんざりしてしまいそう。
男女ともに恋愛体質に共通するのは、異性を好きになりやすいということ。ちょっとした親切や優しさを「好意」と勘違いしてしまって、相手に夢中になってしまうのです。
2.恋愛体質のメリット・デメリット
恋愛体質であることは絶対に悪いことだとは言い切れません。恋愛体質にもメリットとデメリットがあります。
恋愛体質のメリット
モテやすいから恋愛に発展しやすい
恋愛体質の人はとにかくモテます。というのも、恋愛を楽しむためのテクニックやスキルを磨き、知識を身につけているからです。相手を引きつけるためにファッションやメイクを工夫し、自分磨きにも余念がありません。自分から告白することはもちろん、相手に告白されるテクニックに長けているという人もいるでしょう。
恋人を作るのがうまく恋人が途切れない
恋愛体質の人はモテやすいため、恋人と別れたとしてもすぐに次の恋人ができます。いつも違う人を連れて歩いているけど、いつも幸せそう。好きな人はできても恋人になるまで発展させられないという人からすれば、うらやましいと感じるかもしれませんね。
恋愛体質のデメリット
付き合う前と付き合ってからのギャップが激しい
恋愛体質だと、とにかく付き合うまでの恋愛テクニックがうまく、すぐに付き合うことができるのが特徴です。ただ、恋愛体質の多くが持っているテクニックは「付き合うまで」のもの。付き合う前には「ステキな人だな」と感じていたのに、付き合い始めてからはステキだと感じることが少なくなっていき「こんな人だったっけ?」と思われてしまうのです。
恋が長続きしにくい
恋愛体質が好きになる人は、自分に優しくしてくれた人や一緒にいて楽しいと思った人。その多くが突発的な感情であるため、恋愛も瞬間的なものになりがちです。恋人がいても別の優しい人や楽しい人を好きになると、今の恋には興味がなくなってしまうことも多いでしょう。
結婚など安定に繋がりにくい
突発的・瞬発的な恋が多いので、恋愛体質のままでいると結婚など安定した恋愛に発展しにくくなります。たくさん恋愛はしてきたけど、気づくと30代も後半になっていた、ということも起こってしまいそうです。
恋愛体質のメリットは、とにかく恋愛をしやすいことです。恋愛しやすいということは、結婚に繋がる出会いもそれだけ多いということですが、一方で長続きする恋愛は苦手という側面もあります。
3.「結婚体質」と恋愛体質はイコールじゃない
恋愛体質に似た「結婚体質」という言葉を目にしたことはあるでしょうか。言葉はよく似ていますが、恋愛体質と結婚体質はまったくの別物。場合によっては正反対といってもいいくらいのタイプのことなんです。
結婚体質とはどんな人?
直感やその時の感情だけで恋愛に走る人に対し、結婚体質の人はより理性的です。そのときの感情に流されず、気になる相手がどんな人なのかを理性的に頭で理解しようとします。
そのため、相手のことを好きかどうかを自覚するのに時間がかかったり、交際に発展させたりするのにも時間がかかります。それだけでなく、自分からアプローチしたり告白したりということができず、相手からの反応をずっと待っているということもあるのです。
相手になかなかアプローチできない、恋愛や交際に発展するまで時間がかかると考えると、結婚体質より恋愛体質のほうがいい!と思うかもしれませんね。しかし恋愛体質のデメリットで触れたように、結婚に繋がるような安定感のある恋愛や、ひとりの人と長続きするような恋愛が苦手なのが恋愛体質です。
そして恋愛体質の人が理解しにくいのが「自分が好きになった人が自分を幸せにしてくれる人とは限らない」ということ。幸せな結婚を考えるなら、一緒に暮らしていく相手との相性が重要になります。自分が好きになった人はステキな人かもしれませんが、結婚相手としての相性がよいとは限らないということです。
結婚体質の人は相手がどんな人かを理解してから好きになっていくため、自然と「結婚したら幸せにしてくれそうな相手」を好きになることができるというわけですね。
これが、感情で恋愛しがちな恋愛体質の人になくて、理性的に相手を判断する結婚体質の人にあるものの違いです。恋愛体質から結婚体質になりたい、そろそろ結婚に繋がる恋愛をしたいと考えているなら、結婚体質の人が自然と身につけた「理性的な観察と幸せになるための勉強」を取り入れる必要があるでしょう。
恋愛体質には恋愛体質のメリット・デメリット、結婚体質には結婚体質のメリット・デメリットがあります。どちらがよい悪いではありませんが、これから先、幸せな結婚や安定した交際を望んでいるなら、恋愛体質を少しずつ改善して結婚体質にしていくことが重要です。
どういう結婚が幸せなのか、そして幸せな結婚生活を送るにはどんな相手が理想的なのかを考えて、結婚に繋がる恋愛を始めてみてくださいね。